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    <title>＊映画と本の徒然帖＊</title>
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    <updated>2008-08-14T14:25:14Z</updated>
    <subtitle>日々映画の世界にうっとりしている現役司書のカカズマミが、映画に登場する「本」に関することを徒然に綴る
“映画と本の架け橋ブログ”
→「キネマ探偵団 on WEB」トップページへ</subtitle>
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    <title>本の価値／『デイ・アフター・トゥモロー』</title>
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    <published>2008-06-27T14:42:04Z</published>
    <updated>2008-08-14T14:25:14Z</updated>

    <summary>映画の中でよく登場する実際の図書館にニューヨーク公共図書館（New York P...</summary>
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        <name>カカズ</name>
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        <![CDATA[<p>映画の中でよく登場する実際の図書館にニューヨーク公共図書館（New York Public Library：以下NYPL)があります。<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000EPFQ3M?ie=UTF8&tag=associate05eb-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B000EPFQ3M">『ティファニーで朝食を』</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=associate05eb-22&l=as2&o=9&a=B000EPFQ3M" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />('61)や<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0019K0X3O?ie=UTF8&tag=associate05eb-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B0019K0X3O">『ウィズ』</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=associate05eb-22&l=as2&o=9&a=B0019K0X3O" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />('78)、<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000STC8IA?ie=UTF8&tag=associate05eb-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B000STC8IA">『ゴーストバスターズ』</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=associate05eb-22&l=as2&o=9&a=B000STC8IA" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />('84)などなど。今回はその中から<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0014B8A8S?ie=UTF8&tag=associate05eb-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B0014B8A8S">『デイ・アフター・トゥモロー』</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=associate05eb-22&l=as2&o=9&a=B0014B8A8S" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />('04)です。</p>]]>
        <![CDATA[<p></p>

<p><big><strong>本が燃やされる？</strong></big><br />
地球温暖化が原因で急速な氷河期に襲われたニューヨーク。津波から逃れるためNYPLに逃げ込んだサム（ジェイク・ギレンホール）は気象学者の父（デニス・クエイド）に「外には出るな！」と言われ、館内に友人数人と留まります。</p>

<p><br />
サムが暖炉に本をくべ入れているなか、NYPLの常連さんらしき男性が大切に本を抱えているのを見て同じく常連さんらしき女性が問いかけます。</p>

<p>　　女性「その本は？」<br />
　　男性「『グーテンベルク聖書』だ。希少本の書庫にあったんだよ」<br />
　　女性「神の助けが必要なの？」<br />
　　男性「いや、私は神を信じてなんかいない」<br />
　　女性「大事そうに聖書を抱えてるのに？」<br />
　　男性「…守ってるんだ」<br />
　　　（暖炉に本を投げ入れるサムを見る）<br />
　　男性「人類が印刷した最初の本だ。この本が“理性の時代”の到来を告げた。<br />
　　　　　書物こそ人類最高の発明だ。笑われてもいい。西欧文明が滅亡するなら…<br />
　　　　　せめてこの小さな一片だけでも後世に残したいんだ」</p>

<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a href="http://tokkan-kozo.com/kazuka/juku_230-011.html" onclick="window.open('http://tokkan-kozo.com/kazuka/juku_230-011.html','popup','width=268,height=204,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://tokkan-kozo.com/kazuka/juku_230-01-thumb-268x204.jpg" width="268" height="204" alt="グーテンベルク聖書・外観　juku_230-01.jpg" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" /></a></span><strong>←慶応本グーテンベルク聖書・外観</strong>

<p><a href="http://www.keio.ac.jp/staind/230.htm">（慶応義塾ホームページより）</a></p>

<p><br />
司書としてそして本好きとして、男性の“本を大切にしたい”思いが伝わってジ〜ンときます。（嬉）<br />
この『グーテンベルク聖書』の“グーテンベルク”とは、もちろん活版印刷を発明したヨハネス・グーテンベルクのこと。それ以前は写本によって本は受け継がれてきました。でもそれではあまりにも時間がかかり、また誤字脱字も多かったのですが、印刷技術の発明により安価で大量生産が可能になり「本」にとって大きな転機となりました。</p>

<p><br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a href="http://tokkan-kozo.com/kazuka/juku_230-022.html" onclick="window.open('http://tokkan-kozo.com/kazuka/juku_230-022.html','popup','width=256,height=188,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://tokkan-kozo.com/kazuka/juku_230-02-thumb-268x196.jpg" width="268" height="196" alt="juku_230-02.jpg" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></a></span><br />
<div style="text-align: right;"><strong>慶応本グーテンベルク聖書・中面→</strong><br />
<a href="http://www.keio.ac.jp/staind/230.htm">（慶応義塾ホームページより）</a></div></p>

<p><br />
そして今でも世界でNO.1ベストセラーを誇っている聖書が世界で初めて印刷された書物です。それが『グーテンベルク聖書』です。こちらは現在世界で48部が確認されています。アメリカではそのうち12部を所蔵していて、もちろんNYPLも所蔵しています。ちなみに日本では慶応義塾大学図書館に1部。なかなかお目にかかれない希少本に、映画のなかで雰囲気だけでも味わえてちょっと幸せ！</p>

<p><br />
サムの友人の少女が意識を失い、みんなで彼女の病名を予想して混乱しているシーンでは、司書の女性が「燃やす以外にも本は役に立つのよ」と医学書を片手に颯爽と具体的な症状を所見し病名を言い当てます。<br />
そうそう！というよりそれが本来の本の使い道ですよね！こんな非常時でもきちんと“司書”しているなんてプロだ！！その姿勢、勉強させていただきました（笑）。</p>

<p><br />
<big><strong>本当に本好き？</strong></big><br />
と、ここまでは歴史的な意味を持つ本や知識や学習のための本の“価値”について述べてきましたが、個人的にちょっと面白かった“価値”観も。</p>

<p>サムが本を燃やそうと提案するシーンで司書と常連の男性は当然反対します。でもサムに「じゃ凍死する？」と言われ、常連の女性が「もっと本を（集めなきゃ）」と率先して本を集めようとすると男性も「じゃ僕も」とすぐに同意。司書は男性の変わり身の早さに「うそ〜ん!?」の表情。</p>

<p>常連さんでしょー!?　本好きでしょー!?　もう少しためらってもいいじゃーん!!<br />
と思わず私もツッコむ。</p>

<p>常連さんの男性と女性、そしてサムの友人が燃やすための本を集めるシーンでは</p>

<p>　　男性「ニーチェだ。19世紀の偉大な哲学者の本を燃やすのか？」<br />
　　女性「妹に恋してたイカれた男よ」<br />
　　男性「イカれてなんかいないよ」<br />
　　女性「妹に恋してる男がまともな男だとでもいうの？」<br />
　　男性「…」<br />
　　　（そこへサムの友人が登場）<br />
　　友人「ちょっと君たち、“税法”の書棚がある。全部燃やそう」</p>

<p>本を燃やすのに賛成ではあるけど、その中でも一応選書してるのね（笑）<br />
しかもニーチェって妹に恋をしていたの？？　う〜ん　知らなかった...。さすが常連さん　いろいろなこと知ってます（笑）<br />
なんだかんだ言いながらも、やっぱり本好きだったのね！　安心しました！！　これも本の“価値”を知っているからこそできるのかもね（笑）</p>

<p><br />
<div style="text-align: center;"><strong>＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊</strong></div></p>

<p><big><strong>『デイ・アフター・トゥモロー』</strong></big>（原題：『THE  DAY AFTER TOMORROW』）<br />
<strong>アメリカ／2004年／124分<br />
配給：20世紀フォックス映画</strong></p>

<p><strong>監督：ローランド・エメリッヒ<br />
製作：ローランド・エメリッヒ、マーク・ゴードン<br />
制作総指揮：ステファニー・ジェルマン、ウテ・エメリッヒ、ケリー・ヴァン・ホーン<br />
原作：ローランド・エメリッヒ<br />
脚本：ローランド・エメリッヒ、ジェフリー・ナックマノフ<br />
撮影：ウエリ・スタイガー<br />
編集：デヴィッド・ブレナー<br />
美術：マーティン・ジェンドロン...他<br />
音楽：ハラルド・クローサー<br />
出演：デニス・クエイド、ジェイク・ギレンホール、イアン・ホルム、<br />
　　　エミー・ロッサム、サラ・ウォード...他</strong></p>]]>
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    <title>こんな本屋さんがあったらいいな！／『天国の本屋〜恋火』</title>
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    <published>2008-06-19T15:15:27Z</published>
    <updated>2008-06-27T14:15:13Z</updated>

    <summary>司書のカカズが綴る映画と本の架け橋ブログ。 司書という仕事柄はもちろん、単純に本...</summary>
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        <name>カカズ</name>
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        <category term="本屋（Book store）" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
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        <![CDATA[<p>司書のカカズが綴る映画と本の架け橋ブログ。<br />
司書という仕事柄はもちろん、単純に本好きとしても映画を通して世界の図書館や空想の世界の本屋さんが見られるのはワクワクします。</p>

<p><br />
でも、図書館や本に注目すると実は他にもいろいろなことが見えてきます。<br />
古代エジプト時代まで遡ってみるとパピルス紙で綴られた資料が収められた図書館があるように、“図書館”って遙か紀元前から存在しているんですよ。<br />
時代とともに建築様式や本の形態、利用の仕方など変化してきましたが、そうなった経緯を辿ると、その”時代”が反映されているんです。<br />
“図書館”や“本”は単に歴史を記録するだけではなく、その時代そのものを映し出してくれているんですよね。<br />
よく「小道具から時代背景がみえてくる」といわれますが、なかでも“図書館”や“本”はその最たるものではないかと思います。</p>

<p>…と、たいそうな御託を並べておりますが、このブログはそんな大きな考察はさておき、“やっぱり本が好き”という単純なところから始まっております（笑）<br />
</p>]]>
        <![CDATA[<p></p>

<p><big><strong>ここから本題</strong></big><br />
さてさて、記念すべき第一回目はズバリ“本屋”さん。<br />
しかも普通の“本屋”さんじゃありません。<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0001X9D8G?ie=UTF8&tag=associate05eb-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B0001X9D8G">『天国の本屋〜恋火』</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=associate05eb-22&l=as2&o=9&a=B0001X9D8G" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />（'04)です。</p>

<p><br />
ピアニストの健太（玉山鉄二）は仕事をクビになってやけ酒を飲み、目覚めるとそこは「天国の本屋」さん。臨時アルバイトとして働き始めるうち、子どもの頃の憧れのピアニスト翔子（竹内結子）に朗読を頼まれます。</p>

<p><br />
普通、本屋さんというと本の販売をしていますが、「天国の本屋」ではお客さんから依頼があると店員さんが“朗読”をしてくれるんです。<br />
（持ち込みもOKらしい）<br />
しかもちゃんと朗読用のステージが用意されていて、朗読を聞く人のために椅子も何脚か準備されています（笑）。<br />
どちらかというと本屋さんというより、図書館に近い感じかな。</p>

<p><br />
翔子曰く、「思い入れが強くて一人じゃ読みたくないとか、言葉を字じゃなく、音で聞きたい」時は人に読んで欲しいそうです。<br />
これもよくわかります！<br />
実際、私は今も本当に自分の中に入れたい言葉は音読してますし（笑）。</p>

<p><br />
<big><strong>朗読っていいですよね</strong></big><br />
図書館などではよく司書の方やボランティアの方々の朗読会があります。<br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0009J8K6I?ie=UTF8&tag=associate05eb-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B0009J8K6I">『マンハッタン花物語』</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=associate05eb-22&l=as2&o=9&a=B0009J8K6I" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />('95)のクリスチャン・スレイター演じるお花屋さんは図書館の朗読会がお気に入りでした。<br />
お花屋さんと図書館なんてそれだけで、ロマンチックですよね。</p>

<p>図書館以外の朗読会では喫茶店（カフェ？）などもよく聞きます。<br />
中には文豪喫茶なるものがあって、たまに著名な作家さんが来て自ら朗読することもあるとか…う〜ん羨ましい！</p>

<p>たしかここ沖縄でもリウボウブックセンターLIBRO（リブロ）でラジオパーソナリティーの方々が朗読会を開いてたな。<br />
おっと　脱線、脱線！</p>

<p><br />
<big><strong>行ってみたい</strong></big><br />
「天国の本屋」の店内は大きな木のようにどしっと構えている三角柱の書架や、書架梯子を使わなければ届かないような高い棚までぎっしりと本が並んだ書架など、普通の本屋さんみたいに一定方向に並んだ造りではなく、まるで店内が美術館のように自由に歩き回れます。<br />
また木の書架は日の光を受けて穏やかな空気感を漂わせ、温かみのあるその場所はまさに憩いの場です。</p>

<p>ちなみに私が思い描く天国の図書館は、パルテノン神殿のような建物のなかに紀元前からこれまで出版されたすべての本が大理石の書架にびっしり並んでいて、辺り一面真っ白な世界。<br />
荘厳な割には一見すると温かみがないかも…（笑）。</p>

<p>撮影は北海道で行われ、「本屋」のセットは小樽の倉庫に作られたそうです。本棚の本は地元の古本屋さんが協力して運び入れたとか。<br />
出来上がってみると、あまりの素晴らしさに今もそのまま残されていて地元のイベントなどに使用されているらしいです。<br />
行ってみたいな〜。</p>

<p><br />
原作は松久淳＋田中涉の『天国の本屋』シリーズから第一作『天国の本屋』と第三作『恋火』。<br />
残念ながら未読。<br />
きっと原作にはもっと詳細に天国の本屋さんについて書かれているんだろうな。</p>

<p><br />
温かくて利用者の気持ちに応えてくれる天国の本屋さんですが、気になった点が一つ。<br />
薄暗い店内の採光のためだと思われるのですが、ステージ前の池。<br />
司書として湿気を大敵とする本のそばに水気のあるものをおくのはやっぱり気になりました（笑）<br />
天国の本屋さんだから　まぁ　いいのかな！</p>

<p><br />
<div style="text-align: center;"><strong>＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊</strong></div></p>

<p><big><strong>『天国の本屋〜恋火』</strong></big><br />
<strong>日本／2004年／111分<br />
配給：松竹</strong></p>

<p><strong>監督：篠原哲雄<br />
製作：久松猛朗<br />
原作：松久淳＋田中涉（『天国の本屋』／『恋火』）<br />
脚本：狗飼恭子<br />
撮影：篠原哲雄、上野彰吾<br />
美術：小澤秀高<br />
音楽：松任谷正<br />
出演：竹内結子、玉山鉄二、香里奈、新井浩文、香川照之、香川京子、原田芳雄...他</strong></p>]]>
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