良實の最近のブログ記事
最近仕事でバタバタしてて、ロクにニュースも見てなかったんですが、おかげでポール・ニューマンが亡くなったということも数日経ってから知ったわけです。
ポール・ニューマンと言えば、『ハスラー』('61)や、ヒッチコック監督の『引き裂かれたカーテン』('66)、ジョン・ヒューストン監督の異色ウェスタン『ロイ・ビーン』('72)、パニック映画の超大作『タワーリング・インフェルノ』('74)、最近ではコーエン兄弟の『未来は今』('94)、『ロード・トゥ・パーディション』('02)、そして忘れてはいけない、ジョージ・ロイ・ヒル監督の『明日に向って撃て!』('69)に『スティング』('73)などなど代表作だけでも挙げていけばキリがない、誰もが認める大俳優なわけです。
沖縄での上映最終日、旧盆の最終日であったにもかかわらず、親戚&ご先祖様との付き合いをバックレて、ようやくデヴィッド・クローネンバーグの『イースタン・プロミス』を見に行くことができた。前作『ヒストリー・オブ・バイオレンス』('05)に続いて、ヴィゴ・モーテンセンがキャスティングされてるってことで、何か繋がりがあるのか?と思ったけど、そういうわけでもなかった。
数年前福岡に行ったとき、たまたま地下鉄に貼ってあった映画館の広告を見ていたら、フィンランドの監督、アキ・カウリスマキの『過去のない男』('02)を上映してることを知った。
当時沖縄での上映はまだ予定もなかったはずで、こりゃあ見ておかなきゃと思い、早速劇場の場所と上映時間をチェック!ところが慣れない街で少し道に迷ったおかげで、最終上映時間ギリギリ、というか5分遅れぐらいで劇場に飛び込む。まだ予告篇を上映中。「あ〜、間に合った〜」と安心して、暗闇の中席に着く。
さて、数分後。予告篇も終わり、本編がいよいよ始まった。
すでにめぼしいソフトは売れてしまって、棚に残っているのは中途半端な作品ばかり。そんな中、個人的に懐かしい一本が目にとまった。それが『ザ・キープ』('83)という映画だ。
80年代にスプラッター映画、ホラー映画が流行った時期があって、劇場でもホラー映画が続々公開されていた。
そしてそのブームの中で最も有名だった『13日の金曜日』シリーズの一本と同時上映だったのが、この『ザ・キープ』だった。
第二次大戦中、ドイツ軍が東欧の小さな村で邪悪な魔物と出会うという物語は、『13日〜』のような、ハデな殺人シーンを見せ物にしたものと違って、静かに、そして地味ながらジワジワと恐怖を与える美しく冷たい映像に、当時感動したものだった。
ずいぶん後になって知ったのは、監督が『ヒート』('92)、『ALI アリ』('01)のマイケル・マンだったこと。なるほど、そう言われれば映像派と言われるマイケル・マンらしい画面だったように思う。
出演者も、スコット・グレン、イアン・マッケラン、ユルゲン・プロフノウ、ガブリエル・バーンなど、妙に渋いキャスティング。
いくらブームだったとは言え、こんな地味で渋めの映画がよく劇場公開されたもんだ。
ともかく、そんな学生時代の懐かしい記憶に誘われて、ついついその中古ビデオを購入。久しぶりに見直してみた。今の目で見ると、ストーリー展開にはかなり無理があるけど、独特な雰囲気は一気に学生に戻った気分。
マイケル・マン、またこんなホラーを撮ってくれないかなぁ。
<主人公達の前に現れる魔物。個人的には「スゲー!かっこいい〜!」とか思ったんだけど、ネットで調べると、評判悪いッスね>

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