2008年5月アーカイブ

 俺と突貫メンバー、カカズとの会話で『ミスト』の話題になった。聞けばすでに見てきたという。感想をたずねると「スティーヴン・キングはすごい!見に行くといいですよ。」とのこと。なにやら怪獣らしき生物が出てくるものの、それだけでは語れない深い内容らしい。「ふむふむ、それは面白そうだ。」というわけで男性割引がきく月曜日のメンズデーにいざシネマスQへ!メンズデーとはいえ平日、しかもゴールデン・ウィーク明け、昼間の回。いままでの経験で楽に自分の好きな場所を確保できるはずと思っていた、ところが…。客席を見上げると、すでに6割ほど埋まっている。最近では珍しい光景だ。「残念…」と思いつつも観客の多さに映画への期待がふくらむ。何とか好みに近い席を確保し、上映開始。最終的には8割ほど埋まっていた。

ただ今、三船敏郎さんに大ハマリ中の私はせっせとビデオ屋さんへ通う日々を送っております。今回借りてきたのは『柳生武芸帳』('57)。

柳生一族が持つ武芸帳を巡って物語は展開。開始早々、物語の背景を説明する約30秒ほどのシーンのBGMでふと <ん?! この音楽、アレに似ている…。>

難解だと言われる映画はこの世にたくさんあるけれど、俺は「理解できない」と思った作品とは出会ったことがなかった。本当は理解してないのかもしれないが、少なくとも自分なりの解釈はできていた。

ところが最近、俺の強引な解釈でも消化できない映画とついに出会ってしまったのだ!
16日(金)にシネマスQのシネマ8で見た『ノーカントリー』である。

突貫メンバーでコーエン兄弟の『ノーカントリー』を見る予定だったが、映画館に着いたのが21:30くらいだったので、一人寂しく22:40からの『クローバーフィールド』を見ることにした。

1時間くらい時間があったので、ひさびさのメインプレイスでお買い物。とってもお久しぶりだったので、メインプレイスが輝いて見える(笑)。自分が買う服はシンプルなものばかりで、女の子らしい服は買わないけど、見るのは楽しい。ワクワクしながら、しばらくぶりに目の保養。

んで、思いっきり買い物でリフレッシュした後に、『クローバーフィールド』を見る。「ゴジラ」みたいと聞いていたので、なるほどと思う。映画の始まりから鳴り響く怪音が、『ゴジラ』('54)を思わせた。ビルの谷間に見え隠れする謎の生物?は米版『GODZILLA』('98)みたい。『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』('99)は見たことないけど、実際に自分も崩れ落ちるビル郡の中にいるような感じ。

もうちょっと、この謎の生物をじっくり見たかったけど、よく見せないところが怖さに拍車をかけていたのかな(このへんのジラシも『ゴジラ』('54)ぽいのか?)

『スターシップ・トゥルーパーズ』('97)のバグズみたいなのも登場して、ワタクシ的には大満足だった。

080509_204158_M.jpg 今日(5/12)〜5/31までスターシアターズ系の映画館で「ハシゴ割」がスタートします!
これは一日2本映画をみると、
通常¥1,600×2=¥3,200
な、なんと
割引¥1,200×2=¥2,400に!

¥800得するんです!!

やったぁ〜!!

得した¥800で1本目はホットドッグセット(¥300)を買って、2本目はポップコーンセット(¥300)を買うぞ!
おお! それでもまだ¥200お得だ(笑)

日中、時間ができたのでドライブも兼ねて久しぶりにサザンプレックスへ。

普段の生活圏だとシネマQやMIHAMA、桜坂劇場でこと足りるなか、サザンプレックスまで足を運ぶことはほとんどない。でもサザンプレックスでしか上映していない作品もあるので、少なくとも1年に2、3回は出掛けている。

今年初のサザンプレックスへの道のりだったが、運転中すぐに後悔。
なにもこんなガソリンが高くなっている時に、なぜ遠出しちゃったのか…。
しかも気温28度!冷え性の私だがさすがに暑くて今年初のクーラーをいれ、さらにガソリンに不安を覚える…。

そんなお財布ヒヤヒヤのドライブの末、見た『ブラックサイト』。
怖くて体まで固まる。

遠いよ…サザンプレックス…(涙)

夜警.jpg桜坂でレンブラントの映画がやっていたので見に行った。

レンブラントという画家は知らなかった、というか余り絵画には詳しくない。ではなぜ映画に行ったかというと、絵を見るのは好きだけど、でも美術館へ行くほどではない、映画なら、映画も絵も楽しめて画家のことも学べて“一石三鳥”と思ったので。

レンブラントは知らなかったけど、この絵は見たことがあった。今にも動きだしそうな人物と、差し込む光とそれに強調される闇がこの画家の特徴らしい。映画はその絵の中に入っていった感じ。まるで舞台を見ているような美しい映像だった。

 
513JPNDVAJL._SS500_.jpg
 『戦艦ポチョムキン』('25)と、なぜか小津安二郎の『突貫小僧』('29)が見たくてレンタルビデオ屋さんを回ったのですが、『突貫小僧』がなくて三軒目で断念…。仕方なく『戦艦ポチョムキン』があったすぐ下の棚に『モダンタイムス』('36)があったのでそれを見ることにしました。
 トーキーってことは知っていたけど、会話が聞こえてこない。だんだん不安になり「サイレント版とトーキー版があって、サイレント版を借りたのかも?」と思い始めたので、DVDを見ながらネットで検索!そしたら、チャップリンの肉声が初めて披露された映画とあったので安心して、チャーリーの声を楽しみに鑑賞しました。
 チャップリンお得意のギャグはもちろん。冒頭の羊の群れから、地下鉄から出てくる人間たちに変わる皮肉を込めたシーンにニヤリ。『未来世紀ブラジル』(‘85)を彷彿とさせる工場のドン引きカットと社長室にある監視カメラに「ギリアムじゃん!」って思いましたが、『モダン・タイムス』が先ですね…。
 テリー・ギリアム監督が本作を見たのかは分かりませんが、機械化された社会という設定にギリアム監督は、何かしら影響を受けているはず。
 ラストシーンも最高で、喜劇王チャップリンの映画で初めて涙を流してしまいました。

“突貫小僧”という名の映画グループに参加していながら、恥ずかしながら一度も小津監督作品を見たことがなかった。
先輩から「見ろ!!」とのお言葉に、やっと意を決して小津作品を鑑賞。
で、メンバー内でのDVD鑑賞会。

『淑女は何を忘れたか』('37)

が〜ん!
面白いじゃないか! さすが世界の小津監督!!

今見ても、全然見劣りしない。
というより今だからこそ「わかる!わかる!」だよ。時代を超えて共感だよ。

なんといってもせっちゃん役の桑野通子さんが“粋”なんだよね〜。カッコイイよ!
あの芸者遊びのシーンなんてホレ惚れしちゃう。

それと最後のおばさま(栗島すみ子)とおじさま(斎藤達雄)の変化は見ててちょっと照れちゃった。
ついつい自分を振り返って「あ〜私も忘れてたなぁ」と自己反省(笑)

もう とにかく全〜部良かった!!

改めまして、
小津監督、恐れ入りました!

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